2018年度「草の根・人間の安全保障無償資金協力」署名式の開催(2019年2月26日)

平成31年4月10日
 2019年2月26日,大使公邸に於いて,2018年度「草の根・人間の安全保障無償資金協力」として採択された8案件(総額340,339米ドル)の贈与契約署名式が開催されました。この8件の署名により,同プログラムの枠内でのカザフスタンへの供与件数は合計100件(総額6,770,027米ドル)となりました。

 今回署名された案件は,以下のとおりです(カッコ内は供与限度額)。案件の詳細はこちらをご参照ください。
 
  1. アラル市における緑化及び環境教育推進計画(81,532米ドル)
  2. ジャンガラ地方中央病院機材供与計画(67,180米ドル)
  3. アフメル学校窓改修計画(62,857米ドル)
  4. 女性障がい者のための職業訓練機材整備計画(38,972米ドル)
  5. パブロダール州小児結核予防サナトリウム換気設備整備計画(34,087米ドル)
  6. カラガイリ学校改修計画(23,990米ドル)
  7. セメイ市第3番寄宿盲学校医療機材整備計画(16,709米ドル)
  8. セメイ市特別児童養護施設洗濯設備整備計画(15,012米ドル)


「草の根・人間の安全保障無償資金協力」について
 日本政府による政府開発援助(ODA)「草の根・人間の安全保障無償資金協力」(通称「草の根」プログラム)は,一般の人々の生活向上を主要な目的として,NGOや医療施設,教育機関などの非営利団体の活動を対象とする援助です。比較的小規模な事業を対象とすることで,草の根レベルの市民に直接裨益する,きめの細かい,機動的な対応が可能な援助であるという特徴を有しています。カザフスタンでは,本プログラムを1997年から実施しています。