ダニ脳炎に関する注意喚起
令和元年5月19日

カザフスタンでは4月から9月,特に6月にマダニが活発になると言われています。皆様におかれましては,下記の対策をしたり,可能な場合には予防接種を受けることをおすすめします。
マダニは草地や森林などに生息し,ヒトや動物から吸血し,ダニ脳炎などを媒介することがあります。ダニ脳炎はマダニに刺されてから,1-2週間の潜伏期を経て発熱,頭痛、さらには麻痺やけいれんなどの中枢神経症状が出現します。死亡例や後遺症を残すケースも報告されています。治療は対症療法。予防としてはダニに刺されることを防ぐことと,予防接種があります。
マダニは吸血前は数mmの大きさで,草からヒトや動物に移り,体の柔らかい部分(わきの下,足の付け根,手首,膝の裏,胸の下,頭部)に移動して吸血します。
屋外で活動するときは,長袖,長ズボン,足全体を覆う靴を着用してください。(1)袖と手首に隙間ができないようにし,(2)シャツの裾はズボンの中へ入れる,(3)ズボンの裾は靴下の中へ入れる,(4)首はタオルやスカーフ,フードで覆うなど,皮膚の露出や衣服の隙間をなくすように注意してください。明るい色の服の方がマダニを目視しやすいです(右図参照)。
虫除けも補助的な効果があると言われていますので,適宜使用してください。
吸血したマダニを無理に取ろうとすると,刺し口が残り炎症を起こすことや,体液が逆流する場合があります。医療機関で除去してください。
マダニは草地や森林などに生息し,ヒトや動物から吸血し,ダニ脳炎などを媒介することがあります。ダニ脳炎はマダニに刺されてから,1-2週間の潜伏期を経て発熱,頭痛、さらには麻痺やけいれんなどの中枢神経症状が出現します。死亡例や後遺症を残すケースも報告されています。治療は対症療法。予防としてはダニに刺されることを防ぐことと,予防接種があります。
マダニは吸血前は数mmの大きさで,草からヒトや動物に移り,体の柔らかい部分(わきの下,足の付け根,手首,膝の裏,胸の下,頭部)に移動して吸血します。
屋外で活動するときは,長袖,長ズボン,足全体を覆う靴を着用してください。(1)袖と手首に隙間ができないようにし,(2)シャツの裾はズボンの中へ入れる,(3)ズボンの裾は靴下の中へ入れる,(4)首はタオルやスカーフ,フードで覆うなど,皮膚の露出や衣服の隙間をなくすように注意してください。明るい色の服の方がマダニを目視しやすいです(右図参照)。
虫除けも補助的な効果があると言われていますので,適宜使用してください。
吸血したマダニを無理に取ろうとすると,刺し口が残り炎症を起こすことや,体液が逆流する場合があります。医療機関で除去してください。