令和元年度外務大臣表彰受賞(石田紀郎NPO法人「市民環境研究所」代表理事)

令和元年7月16日
 7月16日,日本国外務省は,令和元年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。カザフスタンに関する方として,石田紀郎(Mr. Norio ISHIDA)NPO法人「市民環境研究所」代表理事がその功績により外務大臣表彰を受賞されました。
 
 外務大臣表彰は,多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
 
功績概要:
 同人は,カザフスタンを1990年に初めて訪問し,「世界最大の環境破壊」と言われるアラル海の消滅危機を知った後,日本カザフ研究会を立ち上げ,アラル海の実態調査に向けた取組を開始。以後,4半世紀以上にわたり,現地NGOと協力してアラル海周辺の環境改善に向けた調査・研究と植林活動に取り組んでおり,国際協力のみならず草の根レベルでの両国の相互理解,友好親善に寄与。また,自身の人脈を活かしてカザフスタンの研究者を継続的に日本へ招へいする等,学術交流面における貢献も大きい。