海外安全対策情報(令和元年第2四半期)
令和元年8月29日
1 社会・治安情勢
2016年6月に発生したテロ事件の影響により全土に発令されていたテロ警戒レベル「黄」は,2017年1月15日をもって解除されており,以降,テロ事件の発生は,確認されていません。しかしながら,当地では,テロとの関連が疑われる者の逮捕が相次ぐなど,予断を許さない状況が続いており,一般犯罪を含む治安情勢を注視すべき状況にあります。
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)犯罪統計
カザフスタン国民経済省統計委員会が発表した2019年1月から6月の犯罪統計によれば,当地における犯罪登録件数は,13万3,344件(昨年比11.6%減)でした。
主な犯罪種別は,殺人(未遂を含む)が347件,財産犯が10万5,057件(うち窃盗は,7万4,847件),薬物犯が3,838件であり,犯罪発生割合は,1万人に対し146件,損害額は,891億1,670万テンゲでした。
(2)邦人被害事件
認知していません。
(3)主な銃器犯罪(報道)
カザフスタン国家保安委員会は6月5日,武器の密売を行っていたアルマティ州及びアルマティ市出身者6名の身柄を拘束し,拳銃7丁及び実弾1,400発等を押収した。 (国家保安委員会発表,6月7日)
(4)主な薬物犯罪(報道)
カザフスタン国家保安委員会北カザフスタン支部は,ロシアへヘロインの密売を行っていたカザフスタン人男性からヘロイン3.1キロを押収した。同人には,10年の刑が宣告された。 (国家保安委員会発表,4月18日)
3 テロ・爆弾事件発生状況
カザフスタン国家保安委員会シムケント支部は,内務省特殊部隊と合同捜査を行い, 実業家から繰り返し現金を恐喝していた犯罪グループ6名の身柄を拘束した。メンバ ーの多くは,破壊主義に基づく宗教運動の支持者であった。 (国家保安委員会発表,4月5日)
4 誘拐・脅迫事件発生状況
認知していません。
5 日本企業の安全に関わる諸問題
カザフスタン国民及び当地に在留する外国人の日本人に対する感情は,良好といえ ますが,当地で生活する上では引き続き,一般犯罪に対する注意が必要です。
2016年6月に発生したテロ事件の影響により全土に発令されていたテロ警戒レベル「黄」は,2017年1月15日をもって解除されており,以降,テロ事件の発生は,確認されていません。しかしながら,当地では,テロとの関連が疑われる者の逮捕が相次ぐなど,予断を許さない状況が続いており,一般犯罪を含む治安情勢を注視すべき状況にあります。
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)犯罪統計
カザフスタン国民経済省統計委員会が発表した2019年1月から6月の犯罪統計によれば,当地における犯罪登録件数は,13万3,344件(昨年比11.6%減)でした。
主な犯罪種別は,殺人(未遂を含む)が347件,財産犯が10万5,057件(うち窃盗は,7万4,847件),薬物犯が3,838件であり,犯罪発生割合は,1万人に対し146件,損害額は,891億1,670万テンゲでした。
(2)邦人被害事件
認知していません。
(3)主な銃器犯罪(報道)
カザフスタン国家保安委員会は6月5日,武器の密売を行っていたアルマティ州及びアルマティ市出身者6名の身柄を拘束し,拳銃7丁及び実弾1,400発等を押収した。 (国家保安委員会発表,6月7日)
(4)主な薬物犯罪(報道)
カザフスタン国家保安委員会北カザフスタン支部は,ロシアへヘロインの密売を行っていたカザフスタン人男性からヘロイン3.1キロを押収した。同人には,10年の刑が宣告された。 (国家保安委員会発表,4月18日)
3 テロ・爆弾事件発生状況
カザフスタン国家保安委員会シムケント支部は,内務省特殊部隊と合同捜査を行い, 実業家から繰り返し現金を恐喝していた犯罪グループ6名の身柄を拘束した。メンバ ーの多くは,破壊主義に基づく宗教運動の支持者であった。 (国家保安委員会発表,4月5日)
4 誘拐・脅迫事件発生状況
認知していません。
5 日本企業の安全に関わる諸問題
カザフスタン国民及び当地に在留する外国人の日本人に対する感情は,良好といえ ますが,当地で生活する上では引き続き,一般犯罪に対する注意が必要です。