海外安全対策情報(令和元年第4四半期)
令和2年3月6日
1 社会・治安情勢
2016年6月に発生したテロ事件の影響により全土に発令されていたテロ警戒レベル「黄」は,2017年1月15日をもって解除されており,以降,テロ事件の発生は,確認されていません。しかしながら,当地では,テロとの関連が疑われる者の逮捕が相次ぐなど,予断を許さない状況が続いており,一般犯罪を含む治安情勢を注視すべき状況にあります。
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)犯罪統計
カザフスタン国民経済省統計委員会が発表した2019年1月から12月の犯罪統計によれば,当地における犯罪登録件数は,24万3,462件(昨年比16.8%減)でした。
主な犯罪種別は,殺人(未遂を含む)が747件,財産犯が19万5,987件(うち窃盗は,13万9,102件),薬物犯が6,676件であり,犯罪発生割合は,1万人に対し132件,損害額は,3,123億4,190万テンゲでした。
(2)邦人被害事件
発生していません。
(3)主な銃器犯罪(報道)
8月21日,ヌルスルタン地区司法裁判所は,銃器等の違法売買に関与した犯罪グループに対し有罪判決を下した。 (国家保安委員会,10月10日)
(4)主な薬物犯罪(報道)
ア アクモラ州警察局は,ヘロインの密売ルートを遮断し,同密売に関与した3名の身柄を拘束した。捜査の結果,465.79グラムのヘロインが押収された。
(カズインフォルム,10月11日)
イ ヌルスルタン市警察局は,販売目的で大量のヘロインを所持していた容疑者(50歳)の身柄を拘束した。 (カズインフォルム,11月 2 日)
3 テロ・爆弾事件発生状況
発生していません。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
発生していません。
5 日本企業の安全に関わる諸問題
カザフスタン国民及び当地に在留する外国人の日本人に対する感情は,良好といえ ますが,当地で生活する上では引き続き,一般犯罪に対する注意が必要です。
2016年6月に発生したテロ事件の影響により全土に発令されていたテロ警戒レベル「黄」は,2017年1月15日をもって解除されており,以降,テロ事件の発生は,確認されていません。しかしながら,当地では,テロとの関連が疑われる者の逮捕が相次ぐなど,予断を許さない状況が続いており,一般犯罪を含む治安情勢を注視すべき状況にあります。
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)犯罪統計
カザフスタン国民経済省統計委員会が発表した2019年1月から12月の犯罪統計によれば,当地における犯罪登録件数は,24万3,462件(昨年比16.8%減)でした。
主な犯罪種別は,殺人(未遂を含む)が747件,財産犯が19万5,987件(うち窃盗は,13万9,102件),薬物犯が6,676件であり,犯罪発生割合は,1万人に対し132件,損害額は,3,123億4,190万テンゲでした。
(2)邦人被害事件
発生していません。
(3)主な銃器犯罪(報道)
8月21日,ヌルスルタン地区司法裁判所は,銃器等の違法売買に関与した犯罪グループに対し有罪判決を下した。 (国家保安委員会,10月10日)
(4)主な薬物犯罪(報道)
ア アクモラ州警察局は,ヘロインの密売ルートを遮断し,同密売に関与した3名の身柄を拘束した。捜査の結果,465.79グラムのヘロインが押収された。
(カズインフォルム,10月11日)
イ ヌルスルタン市警察局は,販売目的で大量のヘロインを所持していた容疑者(50歳)の身柄を拘束した。 (カズインフォルム,11月 2 日)
3 テロ・爆弾事件発生状況
発生していません。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
発生していません。
5 日本企業の安全に関わる諸問題
カザフスタン国民及び当地に在留する外国人の日本人に対する感情は,良好といえ ますが,当地で生活する上では引き続き,一般犯罪に対する注意が必要です。