日本館展示

平成29年3月31日

APPROACH:ようこそ日本館へ


日本館のファサードは、「太陽」「水」「風」などの自然エネルギーを、
日本の伝統的な文様や絵画などの要素でリデザインし、表現しています。


 

ZONEI: イントロダクション 日本の経験


経済成長を続けながらも、資源に乏しい日本が直面してきたさまざまなエネルギー課題と、その課題解決に 向けてオールジャパンで取り組んできた、日本ならではの知恵と技術の経験を紹介します。ZONEIに設置された3箇所のスクリーンに、省資源国の日本だからこその様々なエネルギー課題・環境問題に直面した「日本の経験」、その経験によって貯蓄された「エネルギーをつくる技術」、「エネルギーをつかう技術」に関する映像を上映します。

また、「エネルギーをつくる技術」として火力・原子力・水力といった「在来型エネルギー」と、地熱や太陽光といった「再生可能エネルギー」を展示パネルで説明します。さらに、「エネルギーをつかう技術」として家電や車の「省エネ技術」と、省エネファッションや省エネイベントなどの「省エネライフスタイル」について展示パネルで紹介します。各展示パネルでは、3つの映像で紹介した日本ならではの知恵や技を、より詳しい内容でご覧いただけます。ZONEIIの入場3分前になるとZONEIの空間が暗転し、お客様にZONEIIのコンテンツをより理解していただくためのプレショー空間として演出。両サイドの展示パネルの背景には、日本らしさを感じさせる竹林の造形、効果音、映像と連動する正面演出により、「日本の経験」「培った様々な技術や取り組み」などを紹介する“メッセージ空間”として展開します。

 

ZONEII: ジャパンプレゼンテーション


日本は未来へ向けて技術開発への挑戦を続けています。日本人の知恵や心を持ち続け、さまざまなエネルギーを組み合わせて活用する「Smart Mix with Technology」をテーマにプレゼンテーションします。日本館の展示のメインとなるZONEIIには、約200名を収容できる空間に、高さ5m、幅20mの巨大スクリーンを設置。約8分に渡る迫力の映像とスマートフォンアプリを融合した臨場感溢れるプレゼンテーションで、楽しさ・驚き・ 感動の体験を世界の皆様に伝えます。
プレゼンテーションでは、日本で実用化が始まっている水素燃料電池車と水素エネルギーや、大量生産の実現でジェット機をも動かす藻類バイオ技術など、日本ならではの視点や発想で未来につながるエネルギー技術を紹介します。


<スマートフォンアプリ>
日本館に来場されたお客様は入館前にアプリをダウンロードしていただき、
非可聴音(人の耳には聞こえない音波)を用いた、映像とスマートフォンアプリを連動させた演出を体験していただけます。
※Android OS(動作検証の対応範囲は、4.4以降~2017年3月時点での 最新バーションとする)、iOS:iOS8以上
 

ZONEIII: テクノロジーショーケース


便利で豊かな暮らしを支える先端技術や、環境負荷を低減する未来の技術を、来場者が楽しく参加・体験 できる展示としてわかりやすく紹介します。日本人の暮らしを便利に快適にするテクノロジーとしてHEMS(Home Energy Management System)を中心とした映像を実物大の家型スクリーンに投影。目には見えない快適な生活を支える先進のテクノロジーを披露することにより、先進の暮らしを見える化して展開します。


また、特別協力として、2005年 愛・地球博の基本理念「自然の叡智」を未来に継承し、持続可能な社会の実現に向けて活動している一般財団法人地球産業文化研究所が出展します。アスタナ国際博覧会では、愛・地球博のマスコットキャラクターのモリゾーとキッコロをナビゲーターとして、CO2削減に向けた取り組みを、アニメーションやCO2削減ゲームを通じて楽しく紹介します。
 ※CCUS (CO2削減技術)とは、工場や街などから排出されるCO2を集めて地中に埋める技術と集めたCO2を再生可能燃料として再利用する技術です。

 



日本館プレスリリースより引用